※アイキャッチ画像はphotoACさんでお借りしました
朝、夫がコーンポタージュを飲みながら疑問に思ったので調べてみました。
スープとポタージュの違いって何?
スープの方がサラっとしていてポタージュの方がとろみのあるイメージですが、。
- スープは英語でポタージュはフランス語
とのこと。
- 日本では(西洋料理の)汁物全体を「スープ」として、その中に「ポタージュ」というカテゴリーがある。
ふむふむ。
- フランスでは逆に汁物全体を「ポタージュ」と言い、「スープ」はその中のひとつ。
あら?これは、西洋料理が日本に入ってきたときに逆になっちゃったてことでしょうか。とにかく日本ではとろみのあるのがポタージュで良さそうかな?
- コーンスープは粒ごとコーンが入っているもの。コーンポタージュは裏ごししたコーンが入っているもの。
これはコーンの例ですが、食感の違いで分類されるみたいですね。
チャウダーって?
クラムチャウダーは貝(クラム)の入ってるスープなのはわかるんですが、じゃあ「チャウダー」ってなんだろう?
- チャウダーは具沢山なスープ
なるほど。
ミネストローネって?
- 主にトマトを使った「イタリアの野菜スープ」
季節によってトマトの入らない物もあるそうですが、日本ではすっかりトマトのスープのイメージです。
ポタージュの反対語はコンソメ
!?
ポタージュを調べていたら何やら衝撃的な言葉が出てきました。「ポタージュの反対語はコンソメ」ってどういうこと?コンソメってコンソメスープとかのコンソメですよね。
- コンソメは野菜ベースの澄んだスープ
ということは、スープカテゴリの中にコンソメという種類があるらしい。コンソメっていうとすっかり
これ、このイメージしかなかったです。
チキンコンソメとかビーフコンソメとかあるけど、基本は野菜ベースの澄んだスープでそこにチキンやらビーフやらの味がついてるのかな?
というかスープの素、出汁だと思ってました「コンソメ」というものを。
そうか、澄んだスープが「コンソメ」で、野菜を裏ごししたりして濁った(?)とろみのあるのが「ポタージュ」ということなのね、だから対義語なんだ。
と、ぼんやりと理解しました。
と、ここでまた新たな疑問が!
コンソメとブイヨンの違いって何?
- ブイヨンとは出汁のこと
要するに、ブイヨン(出汁)を使って作られたスープが「コンソメ」・・・?
今までブイヨンとコンソメって同じものだと思っていましたが、コンソメがスープの一種ということは、出汁と呼ばれるものは「ブイヨン」なんですね。
ちなみにスープストックはブイヨンと同じみたいです。(主に英語圏での呼び方)
混乱しますがAjinomotoで出しているコンソメは「商品名」であって、モノ的には固形ブイヨンになるわけですね。
あくまで出汁であって、それを使ってコンソメスープを完成させたり色々な料理の味付けに使ってくださいという。
まとめ
わたしの頭には朝から情報量が多かったですがまとめてみると、
- スープは英語でポタージュはフランス語
- 日本では(西洋料理の)汁物全体をスープと呼びポタージュはその一種
- フランスでは汁物全体をポタージュと呼びスープはその一種
- ポタージュは具を裏ごしされたとろみのあるスープ
- チャウダーは具沢山のスープ
- ミネストローネは主にトマトを使った「イタリアの野菜スープ」
- コンソメは野菜ベースの澄んだスープ
- ブイヨンは出汁
- Ajinomotoのコンソメは固形ブイヨンの商品名
こんなところでしょうか。
おまけ
「フォン」というのも西洋料理の出汁のひとつで聞いたことくらいはありましたが、こちらは料理に掛けるソースの出汁のことみたいです。
よく聞く「フォン・ド・ヴォー」は「フォン」のひとつで子牛の骨をオーブンで焼いてから出汁をとったもの。濃厚な味になるそうです。
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