猫を飼い始めて　その２

猫はとてもかしこい

駐車場で出会った猫「にゃあ」はとても賢くて、実際飼っている間に叱ったことなどほぼないくらいでした。

壁に爪は立てないし家具で爪も研がない。トイレは一度おしえたら粗相したこともない。滅多に鳴かないにゃあがお風呂にいれた時だけは鳴きまくったけど、それはシャワーが怖かったから。

テーブルに乗らない。かつお節が好き。呼べば来るし何か作業している時は邪魔しない。手が空いたのを見計らって甘えてくる。なんてかしこ可愛い猫なの、にゃあさん！

ふすまや軽い引き戸なら猫は自分で開けられるので、どうしても猫に入られたくなかったら鍵をかけたりストッパーを用意するしかありません。

でも、得意な手と不得意な手があったのか、にゃあは左には開けられても右にはなかなか開けられず、ちょこんと座って待っていました。かわいい。（親バカ）

足場が丁度よくあったり、カーテンに登ってしまう猫だと、気がつくとカーテンレールの上を歩いていたりします。

にゃあもエアコンの上からカーテンレールを渡り、タンスの上まで行ってしまったことがありました。

なんて器用にバランスをとって歩くこと！

でも、落ちたら危ないし、何かあった時にタンスの上だとすぐに確保できないので苦肉の策で（ちょうどあった）野球のメガホンを置いてタンスに渡れないようにしました。

言葉が通じないので当たり前なのですが、猫は空気を敏感に察知します。

掃除を始めようとすれば邪魔にならない場所によけるのはもちろん（猫的には安全確保）。人間が落ち込んだり元気のないときはそっと寄り添ってくれる。なでさせてくれる。癒してくれる。

わたしにとって猫はもはや癒しの体現者です。いてくれてありがとう。

猫の腹時計は正確ですよね。食事とおやつの時間近くなると視界に入ってアピールします。

とうとうサカリがやってきた