3匹目?

それぞれの性格

猫2匹との生活もだいぶ慣れた3年目のことです。2匹が寄り添う姿はかわいいしお互いを安心しきっている様子は見ているわたし達を癒してくれます。それぞれ個性もはっきりしてきました。

あくあは少し神経質なところがあり、慎重派。さくらは神経が太いというか、おっとりしていて柔軟性のある性格です。

フードの好みも出てきました。あくあはかつお節が好き。さくらは乳製品が好きで、とくにアロエヨーグルトが大好き。冷蔵庫から取り出した音を聞きつけて隣室で寝ていても起きてきます。

「さくらのヨーグルトセンサーすごすぎ!」

夫にチューチュー吸い付いていたあくあは、いつの間にかすっかりわたしにベッタリ甘えるようになりました。

さくらはマイペースで、わたしにも夫にもあくあにも甘える甘え上手です。

探す

ある日夫が「3匹目がいてもいいかも」と言い出しました。最初は「まぁ、気に入った子がいたらいいかもね」なんて考えていたのですが、あちこち子猫を見て回っているうちにすっかり飼う前提で探すようになっています。

しかし実現まではけっこう時間がかかりました。

ショップ巡り

まず最初に向かったのは、あくあとさくらと出会ったショップです。ところが、いつのまにかそのショップが無くなっていたのです。

大手ホームセンターの別館だったし、まさか無くなっているとは思いませんでした。(テナントショップではなく直営ショップ)

店内も清潔で扱っている生体の状態も良いし、店員さんも丁寧でとても安心できるお店だったのでかなりショックでした。

その後、いろいろ検索して猫の取り扱いをしているお店を何軒もまわりました。

しかしまず、圧倒的に猫が少ない。犬しかいないショップもありました。いても2匹くらいとか。

ドライブ先やその帰り道でもショップがあると寄ってみました。しかしなかなか思った子には巡り合えません。

会えない、でもそれよりショックだったこと

何店舗も回るうちに、わたし達夫婦は少しショックを受けていました。

最初にあくあと出会ったショップはかなり良い店だったと実感してきたからです。

ホームセンターのペットショップからショッピングセンターに入っているペットショップ、個人経営店、チェーン店。小さな店舗もふくめあちこち見て回った感想は・・・

清潔感のある店が少ない、です。

生体ですから臭いはある程度しかたのないことです。掃除もまめにしないといけないのもわかります。

でもね、生後2か月のかわいい盛りの子犬や子猫が、ほぼ全員目ヤニが出ている店舗で買いたいと思いません。抵抗力のない病気かもしれない子猫を、買いたいとは思いません。

だって、迎え入れたかわいい子をすぐに失うかもしれないんですよ?亡くなったら新しい子を探してくれる?そういうことじゃないんです。

一度迎え入れてうちの子になったら我が子も同然です。それがかわいい盛りに亡くなるかもしれないとか、そんなの耐えられません。そういうリスクは負いたくありません。もちろん伝染する病気の場合は先住猫にもリスクが生じます。

飼うからには生涯飼育

うちの子になったからには元気に長生きしてほしい。だから、少なくとも最初からリスクを感じさせるショップには不信感しか感じません。そんな感じで、わたし達のショップ巡りには暗雲が立ち込めていました。

ですがある日、たまたま買い物ついでに寄ったお店で子猫と出会います。

3匹目もアメショ

その子はアメリカンショートヘアの子猫でした。うちにいる2匹と同じシルバータビー。ちょっとおでこが出ている活発な女の子を、わたし達は気に入りました。

その日は荷物が多かったのでそのまま帰宅することにしましたが、帰りの車内では二人して名前の候補を提案しあっていました。ほぼ決まりのようなものです。

そして後日、まだあの子がいたらお迎えを決めようと店舗に向かいました。再開した子猫は相変わらず元気に鳴いていて、わたし達は笑顔で「この子をください」と言ったのでした。

血統書

契約手続きの際におそらくこの店舗ならではのことを言われました。

‣二週間以内に子猫を指定の動物病院に連れて行き予防接種させたあと店舗に再来してください。確認された後に血統書を送ります。

あくあたちを迎い入れた店は後日血統書を送ってくれましたが、この店舗は違うようです。掛かりつけの動物病院が気に入っていましたので次の休みにいつもの病院に連れて行きました。正直血統書なんてなくても問題ありません。なにか必要なことがあったら店舗に確認すればいい、と夫と判断しました。

子猫の耳にカビ

予防接種と健康診断に訪れた掛かりつけの動物病院で衝撃的なことを言われました。

「この子、耳の裏側にカビがありますね」

カビ!?

消毒してもらい、家庭での手入れ方法をおそわり、数回通院してカビはきれいになくなりました。

最初こそ病院に通うことになりましたが、手間のかかった分かわいくもなるというもの。子猫の元気さに救われつつ通院も無事終わり、本当にホッとしました。

色々思うことはある

結局のところ、子猫を購入した店舗も後から思えば「イマイチ」でした。なのでその後行かなくなりました。

子猫は最初いつも通り隔離状態だったので先住猫との接触もないまま治療がほぼ終わりました。丁寧に処理してくれたお医者さんには感謝です。

動物病院もいろいろですから、指定された病院に連れて行ってどうなったかは未知ですが、信頼している掛かりつけに診てもらったのは血統書と引き換えてもわが家的には良かったです。

まぁ、とにかく、健康になって良かった!わが家へようこそ!幸せにするよ!

ゆずちゃんです

大きくな~れ
命名ゆず 子猫の名前は色シリーズにより「ゆず」になりました。水色、ピンク、黄色ですね。 ゆずは食欲旺盛で食べるのが大好きな子です。ふやかしたフードでは足らず、お姉ちゃんたちのご飯も狙います。 「でもそれゆずにはまだ早いから、ちょっと待ってね...
猫のこと
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