第104話 光の戦士現る

アシエン・エリディプス

 

クロです。

光の危機から救われた第一世界では心機一転、生き残った人々が立ち上がろうとしていた。

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光の戦士登場

大罪人だとされていたアルバートたち(第一世界の光の戦士)の誤解が解けつつある今。

そこに突然の流星雨とともに現れたアルバートもどき。

自分は光の戦士だと名乗るこいつの中身はアシエン・エリディプスだった。

顔つき本物より悪いですけど。

ジオットに叱られる

言いたいこと言って去ったアシエンに何も言う暇もなかったクロは、その晩ジオットにどやされることになる。

※ジオットはヒーラーのクラスクエストに登場するドワーフ。付け髭つけて飲んだくれていたのでおっさんだと思ってたら女性だった。(男女問わずドワーフは飲んだくれだと知る)

ドワーフパンチは先に教えておいて欲しかったな!

超える力と流星雨

ところでエメトセルクの再現した終末の光景には流星雨が降っていた。

実際そこにいた古代人たちは創造魔法でゾディアークを創り救いを求めたわけだけど、それって救いを求めて蛮神を呼ぶのによく似ているよねって話になったんだ。

 

そしてどういうわけだか流星雨を見た人に超える力が発現するらしい。

前世の記憶が蘇るのか?

光の戦士にあこがれる人々

アルバートもどきのエリディプスが現れて以降、光の戦士にあこがれる人が増えてきた。

もともと物語にもなっている光の戦士は誰かを助けたい、誰かの力になりたいという気持ちを持った人の間に浸透していた。

 

光があふれすぎた世界では闇の戦士となったクロはヒーローだけど、冒険者から始まる光の戦士は誰でもなれるヒーローみたく敷居が低い受け止め方をされている雰囲気だ。

 

クリスタリウムの衛兵の中からも冒険に旅立つ姿がちらほら見られた。

 

アルフィノ君によると、もともと誰かのために動きたいという思いの人が多いこの世界にエリディプスが現れたことで刺激されたのでは?とのことだ。

それ自体は悪いことではない。否定するようなことでもない。

ただ、エリディプスの真意がわからなくて不安だ。

ヤ・シュトラとヴィエラ姉妹とハーレム旅

そんな折、ヤ・シュトラに誘われてラケティカ大森林の奥地に行ってきた。

ファノヴの里の三姉妹も同行したんだけど、脳筋次女がまたまたやってくれた。

ヤ・シュトラとこの次女の相性は悪いんじゃなかろうか。

流星雨と超える力は大昔から関係があるらしいことと、人の願いは少しずつ変化することを知る。

 

同じ「しあわせ」でも大きく世界平和だったり個人単位でも短くてもハッピーな人生って人もいればのんびり長生きしたいってひともいるだろう。

多様性により意味合いが変化するってことだ。

賢人パン

ところで久しぶりに原初世界に行くとタタルがあるものを用意していた。

第一世界で根を詰める水晶公(にゃんこ)を心配してシャーレアンの賢人仲間たちの協力のもと、元気になる(かどうかはともかく)食べ物を用意してくれたらしい。

※にゃんこも元はシャーレアンの賢人だからね!

味はともかく栄養満点のむせかえるパンを持たされたクロ。

ちゃんと第一世界の水晶公に届けた。

食べる姿は見ていないが応援にはなったみたいだ。

 

エリディプスの狙いはわからないままだけど、暁の面々を原初世界に連れ帰る研究は急がないと。

みんなの精神と肉体の結びつきが弱くなってきているのか、たまに不調を感じているようなのが気になる。

 

 

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