第110話 帰還

クロです。

とうとう原初世界にみんなを連れ帰る日が来ました。

第109話 挨拶まわり
クロです。 エリディプスとの決着をつけました。 取り戻したソウルサイフォン クリスタルタワーを出ると暁の皆とベーク・ラグもクリスタリウムに戻ってきていた。 エリディプスとの結末、水晶公のことなどを話し、回収したソウルサイフォンをベーク・ラグ...

別れの挨拶

みんなの帰る日、集合場所で最初に語りだしたのはリーンだった。

サンクレッドに助け出されてからずっと旅の中でいろいろ学び、悩み、自分の意志を持って選択し成長してきたリーン。

この世界を救ってくれたことに感謝を述べ、一緒に冒険できたことを糧にこれからも生きていけると、この世界で精いっぱい生きると語る。

そんなリーンにサンクレッドからの言葉。

もう直接は会えなくなる娘に「どんな空の下でもお前のことを思っている」と。

頭を撫でられて泣き出しそうになるリーン。

そこへクリスタリウムのみんなが見送りに現れた。

ライナをはじめ見覚えのある顔がずらりと並ぶ。

感謝と皆の無事を祈っていると告げられる別れのシーン。

水晶公について語るライナ。

淡々としているように見えるが、とてもおじいちゃんを心配している。

みんなの祈りがあるからきっと大丈夫だと、きっと自分を励ましてるんだろう。

おじいちゃんがこっちのこと忘れるかもしれない心配もしているようだ。

可能性としては無いとも言えないか。

気丈に振る舞うライナ。

リーンと同じく涙をこらえているんだろう。

こっちの女性は強いな。

そして、今度こそ自分の人生を謳歌して欲しいと語る。

起床

ベーク=ラグとリーンに見送られながら全員のソウルサイフォンを持ち帰ったクロ。

早速石の家で待つタタルとクルルの元へ向かう。

ベッドで横になる暁のメンバーそれぞれの横にソウルサイフォンを置く。

身体は重そうだが全員無事に目を覚ますことができた。

水晶公とベーク=ラグに感謝だ!

すると起き抜けのヤ・シュトラからお迎えを頼まれた。

誰って、彼の!

そうそう、そんな扉があったな!

※シルクスの塔に入る時にウネとドーガが開き、その後グ・ラハ・ティアが閉じた扉。

未来のガーロンド・アイアンワークスのみんなはどうやってあの扉を開けたんだ?

全速力で走りにゃんこを起こしに行くクロ。

数日後

ロウェナ記念会館の2Fテラスでお茶を飲む暁の面々。

タタルとクルルのおかげで長く昏睡状態にあったとは思えない身体を維持できていたので復活も早かったようだ。

戦い方の変わったサンクレッド、ヤ・シュトラ、ウリエンジェの三人はタタルから第一世界と同じ装備を受け取っていた。

タタルも凄いがフェオちゃんグッジョブだな。

そしてそこに現れる人物。

この耳は!

若返ったにゃんこ!(ちょっと違う)

にゃんこは暁の一員となり、これからは一緒に冒険する仲間になった。

よかったなぁ~にゃんこ!!

モードゥナから見えるクリスタルタワーはいつも通り。

第八霊災は回避できたはずだけど、第一世界にあるクリスタルタワーはそのままだった。

クリスタルタワー無くしてクリスタリウムはないし、消えちゃうと中の水晶公もなくなっちゃうし、深く考えずにおこう。まぁいっかの精神だ。

おまけ

石の家にグ・ラハ・ティアがいる!新鮮だ。

因みにクリスタルタワーに籠る前の記憶も第八霊災後に起こされてから水晶公として過ごした記憶も喧嘩することなく融合しているらしい。

脳みそのキャパすごいなにゃんこ、スパコンみたいだ。

え?戦い方もオールラウンダーのままだって?チートくさくなったなにゃんこ。。。

小柄なにゃんこ。

とあるミニオンを見せると小話が聞ける。

第一世界で水晶公にとあるミニオンを見せても小話が聞けたよね。

こういう小さい仕掛けは楽しい。

ということで無事に全員帰還!

グ・ラハ・ティアも仲間になって大団円!

ほんっと夢が叶って良かったなぁにゃんこ!

 

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