第107話 光の戦士と水晶公

クロです。

襲い掛かってくる光の戦士たちを退け(ID「決戦ノルブラント」)、クリスタリウム近くの森を走っています。

第106話 走る時、走らねば、とにかく走れ。
クロです。 議事堂を出てエリディプスを探しアーモロートの街を走ります。 この頃とくに走りまわされていた気がする! 色とりどりの欠片を拾った 地面に点々と光るものを見つけ、カラフルな何かを拾い集めていると声をかけられた。 このエメトセルクが膨...

クリスタルタワーを目指す

行き倒れた二人と遭遇

遠くからも見えるクリスタルタワーは格好の目印で、ただそこへ向かって一心不乱に走るクロだが通りすがりの森の中に瀕死のベーク・ラグと水晶公を見つける。

にゃんこ(水晶公)によればソウルサイフォンの実験をしていた二人を突如現れたエリディプスに襲われ、完成したばかりの水晶公の記憶の入ったそれを奪われてしまったと言う。

そしてクリスタルタワーを操るアラグの血と、にゃんこの記憶を手に入れたエリディプスは嫌がらせのように異世界から光の戦士を召喚してはクロたちに送り込んでいるのだと。

すっげえ迷惑この上ないんだが!

抵抗してなんとかここまで逃げてきたもののベーク・ラグは疲れ果ててもう動けそうにない。にゃんこの身体もひっきりなしに召喚を繰り返されて悲鳴をあげている。にゃんこの身体はクリスタルタワーと一心同体状態だからね。

そんなところにクロが通りかかったというところだ。

疲弊している割に全力で走る水晶公

クリスタルタワーに向かうところだと告げると一緒に行くと言うにゃんこ。 街を、みんなを守るためにどうしても行くと言う。なんか策もあるとか言ってる。

でもさ、え?瀕死なのに走れるの?マジで?

ベーク・ラグは無理そうなので置いていくことにして全力で走る二人。

にゃんこすげぇ。

ライナと水晶公

ちょっと走るとライナと遭遇した。ご存じライナはクリスタリウムの衛兵団の団長さんで水晶公の孫ポジのヴィース(原初世界のヴィエラ)だ。

瀕死だし急いでるし何も言わないしとライナは水晶公にご立腹だ。目が怖い。

身を案じてくれるライナに感謝を述べる水晶公だが言い方が悪かった。

更に心配をかけるにゃんこ。

「おまえ本当に、そういうところだぞ?」とにゃんこに目で訴えかけるクロ。

い、急いでるからゴメン!ベーク・ラグの回収は頼んだ!と先を急ぐクロと水晶公。

後でちゃんとフォローしてやれよ?ライナいじけてるぞ?

脱兎のようなふたりだったな・・・。

なんか情けない感じで続く。

 

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