出会いと試練
クロです。
ドマの民の主「ヒエン」を探してやってきましたアジムステップ。
再開の市
さーて、まずはアジムステップに入ってすぐの再開の市で聞き込みだ。
エーテライトを囲むように屋台が並ぶここは広い草原唯一の市場のようで、いろんな衣装を着たアウラ・ゼラが集まっている。
(見分け方としては、黒い角とウロコがアウラ・ゼラ、白い角とウロコがアウラ・レン)
アジムステップにはたくさんのゼラがそれぞれの部族ごとに生活しているけど、再開の市はそんなみんなの共同市場みたいだ。
仲の悪い部族同士のいざこざも持ち込まないのがここのルールで、問題を起こすと市場から締め出されて買い物できなくなるらしいよ。
ヒエン
聞き込みしてたら買い物に来ていたモル族のシリナという女性がヒエンを知っていた。
市を見下ろす高い所で遠くを眺めている男を発見!
これがヒエンらしい。
ドマ反乱のあとケガを負いつつも逃げ延びて、助けてもらったモル族の元で恩返しに働いていたというヒエン。
ゴウセツとユウギリにドマに戻るように頼まれるも、「民が望まぬなら帰らぬ」「民が今のままでいいと言うなら(帝国軍の欲する)わしの首を持っていけ」と言う。
疲弊した上での戦になるし、どうしたいかは民意に任せるとヒエンは腹を決めていた。
ドマは反乱に一度失敗していて帝国の締め付けもキツイ。圧政を敷かれていても生きているだけマシと考える人もいるだろう。立ち上がるのもツライ決断になる。民の覚悟がなければ成せないってわけだね。
それにしても民のためなら自分の首を差し出す覚悟。
ちゃんと気持ちは国主を継いでるんだなぁ。
アジムステップはアウラ・ゼラの草原
ヤンサで話を聞くと最初は圧政で心の折れていたドマの民。
それをなんとか奮い立たせて民意を得てヒエンを迎えに行く準備はできた。
迎えに行くとすでにヒエンはドマ奪還のための策を考えていて、それに向けて一同草原を走り回ることになる。
アジムステップでは年に一度終節の合戦が開かれ、勝った部族が一年間草原を支配する。
お世話になったモル族に加わり終節の覇者になり、草原の民を丸っとドマ奪還の戦力に借りるというのがヒエンの作戦。
ちなみにモル族は神託によりすべてを決める部族で、朝ご飯のメニューすら神託で決めるんだって。合戦に参加したこともあるけど最弱に近いしケガしてもいいことないからしばらく参加してないらしい。
といことで参加資格を取ったり(草原の民共通の成人の儀みたいな試練を超える)、現覇者であるオロニル族に拉致られたり、なぜかそこでスパイみたいなことさせられたりしながらも決戦に参加した。
これが噂の「余輩(よはい)さん」!(一人称が「余輩」)
会えて幸栄です!!
余輩さんは太陽神アジムの子孫を主張するオロニル族の族長で、偉そうな人だ!いや実際偉いのか?
でもモテない。いつも自分のナーマを探している。でも現れない。そんな残念な人だ。
こちらは余輩さんの天敵、ドタール族のサドゥさん。
ドタール族は少数精鋭の生まれ変わり説で生きる部族。
サドゥさんは強力な魔法を使う一人称「オレ」な女性。(前の代までの自分は何代か男性で生まれてきたと言う)
余輩さんの嫁探しに草原中の未婚女性が集められた際に「ふざけんじゃねぇ!」とケンカになり大揉めしたらしい。
オロニル族とドタール族は犬猿の仲で、終節の合戦でも優勝争いをしているってだけで面白いのにこの設定!
他にも女性だけの部族や男性だけの部族もあり、男性だけのブドゥガ族は強い男を種族問わず勧誘するだけでなく拉致誘拐もするので本当の家族と生き別れになり闇を抱えている者もいる。
※ヒエンはブドゥガ族に気に入られている
そんな草原の民の中でも!毎年合戦に参加しない最弱候補の!モル族のメンバーとして終節の合戦に出ることになったよ!族長(シリナのおばあちゃんで神託を受ける巫女)に後押しされてモル族もやる気になってくれて良かった。
終節の合戦
血沸き肉躍る肉弾戦を制して草原の覇者になったモル族!イェーイ!
そこに空気を読まずにあいつがやってきた。
グリーンワートだ。
終節の覇者が決まり盛り上がる草原に機械なんか持ち込んで荒らしやがったので、余輩さんの斧もサドゥさんの特大魔法も大暴れだよ!(ボコボコにしてやった)
ひとり逃げ帰るグリーンワートを見送りながら、あいつまだ出てくるのか・・・と落胆したね。
ともあれ合戦の覇者の「お願い」としてドマでの戦の際の助っ人を草原の民に取り付けた。
モル族の代表としてシリナが一緒に来てくれたんだけど、余輩さんナチュラルにフラレてたな。(憐みの目)
モル族に一宿一飯の恩も返してアウラ・ゼラとの盟約も取り付けた。やっとヒエンもヤンサに帰れるわけだ。
それにしてもアジムステップは楽しかったなぁ!
広い所でのびのびと育つと人も部族も個性が多様に広がるのかな。
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