第124話 月を仰ぐ②

クロです。

とうとうアルフィノ君の夢でもあったグランドカンパニー・エオルゼアが設立された。

第123話 月を仰ぐ①
クロです。 漆黒のヴィランズも大詰め! クロ達がパガルザンを攻略している頃、 終末の塔の内部には超える力を持つ二人が潜入してたんだ。 アレンヴァルドとフォルドラ アラミゴ解放軍から終末の塔の内部調査に向かっていたのはアルフィノ君の友達アレン...

シャーレアンの使者

グランドカンパニー・エオルゼア設立後、カ・ヌエ様に呼び止められて組織と伝達の相談をされるアルフィノ君。

シルフ族は元々クリスタルの流通など独自の繋がりを持ってたらしいんだよね。

それを生かして蛮族同士の連絡網を強化し終末の塔に対する備えをしたいというのがカ・ヌエ様の趣旨だ。

クリスタルヴレイヴでは失敗したが、その失敗を糧に修正案だったり何だり色々用意していたアルフィノ君。いやー真面目。

そんなアルフィノ君を頼ったカ・ヌエ様からの依頼で蛮族たちの連絡網の草案を携えシルフの里を訪れるクロ達一行。

快く受ける長ちゃまだがそこへカ・ヌエ様からの使者がやってくる。

なんでもクルルの持って行った協力要請を受けてシャーレアンからの使者が返事を持ってきたようだ。

ただ、なぜかアルフィノ君とアリゼーの面会も希望していた。

そんなこんなでシルフの里にいたクロ達はグリダニアに向かうことになった。

いやー近所でよかったよね。

アリゼーたちは予想していたようだが、現れたのはアルフィノ君たちのパパ、フルシュノ・ルヴェユール氏。哲学者委員会の重役的立場にあるようだ。

ただし返事は協力拒否。

カ・ヌエ様から理由を聞かれ「戦い」を否定するフルシュノ氏。

なんでもシャーレアンは「それよりやることがある」らしい。

犠牲を出し人を、土地を、星を疲弊させるとわかっていても戦う理由を問われ答えられない双子に勘当を言い渡すフルシュノ氏。

冷たく言い放つフルシュノ氏に同席していたグ・ラハ・ティアは違和感を示していた。

そしてフルシュノ氏が去ったあとにクルルから連絡が入る。

「自分だけじゃ限界!にっちもさっちも行かないから他の賢人の伝手を使いたい、みんなでシャーレアンに来て~!」とのこと。

行きたい!シャーレアン行きたい!

どうもシャーレアンは何かを隠している感じだ。

終末の塔、テロフォロイより優先されるものとは何なのだろう?

アレンヴァルドの想い

立て続けではあるがシルフ族が早速連絡網をつかって異変を知らせてきた。

テロフォロイの軍勢がイクサル族の本拠地ゼルファトルに現れたのち移動を続けているという。

どうやら目的地はカルテノー平原のようだ。

カ・ヌエ様が飛空艇を用意してくれるというのでグリダニア・ランディングへ向かう一行。

だがカーライン・カフェの入り口でフォルドラがアルフィノ君を待ち構えていた。

え?フォルドラがわざわざグリダニアまで?

時間は取らせないというので一時みんなと離れるクロとアルフィノ君。

連れられて行った場所にいたのはアレンヴァルドだった。

無事だったのか!良かった!

しかしアレンヴァルドは車椅子に乗っていた。

もう歩けないらしい、一生。

(義手や義足の技術進歩は凄いからいつか歩けるといいんだけどな)

ショックを受けるアルフィノ君だが、そこにアレンヴァルドは俺の夢をお前の夢にのっけてくれと言う。

何故戦うのかという父の問いに答えられなかったアルフィノ君は言葉に詰まる。

まさに目の前には戦いのために犠牲となったアレンヴァルドがいるのだから。

戦う理由を明確な言葉で表せないアルフィノ君に「そのままでいいんだよ、そうやって前に進もうとすることに意味があるんだよ」と声をかけるアレンヴァルド。

曖昧なままの自分を受け入れてもらえたアルフィノ君はいつか返事をするとアレンヴァルドに約束する。

そして英雄になりたかったアレンヴァルドは「自分の夢は終わっちゃったなー」とつぶやくが、「お前の描く英雄像はちっちぇーな!」とフォルドラに一蹴される。

歩けなくなったくらいでなんだ!まだあきらめないなら手伝うぞ、というフォルドラの優しさだ。

励まされたことでまた前を向くアレンヴァルドも素直で、優しい世界。

このあたりですっかりフォルドラがアレンヴァルドの子守りに思えるが、自暴自棄な頃のフォルドラも結構アレンヴァルドに支えられてたんだろう。お互い様な関係なんだろう。

月を見上げて

ちょっと前向きになれたアルフィノ君とみんなと落ち合うべくグリダニア・ランディングに向かう。

カルテノー平原に向かうと敵味方入り混じっての混戦模様。

途中で大きな楔?が現れる。

ヤ・シュトラによるとここにはアジム・ステップにあったような地脈の結節点がありエーテルが集まっているらしい。

それを壊そうとするアシエン・ファダニエル。

それを守りつつテロフォロイの軍勢と戦う暁の面々。

なんとかテロフォロイの軍勢を打ち払い襲ってきた者たちにテンパードの治療を行うも、救えなかった命もあった。

悔しい思いもあるが救われる言葉も投げかけられた。

そんなクロ達を雲の切れ間から月光が照らす。

やけに明るい月をみんなで見上げた。

女性の幻影

石の家に戻った暁の面々だがヤ・シュトラの懸念で各地のエーテルを調べていた。

どこもかしこもエーテル濃度が下がって地脈まで流れを変えているという。

いったい何が起こっているのか?

調査を終えて立ち去ろうとするクロがかすかに声を聴き振り返ると幻影のような白い女性が立っていた。

ひょっとして、ハイデリン?

もしくは第一世界のアニドラスで見つけた記録にあった、ハイデリンの核となった人物「ヴェーネス」だろうか?

蒼天以降声を聞かないハイデリン。

弱っているのか声をかける気がないのか。

そんな話をしていた矢先に現れた幻影。

すぐに消えたけどまた会えるのかな。

漆黒から暁月へ

いやー面白かった漆黒のヴィランズが終わってしまった。

最後の方はどうしても6.0「暁月のフィナーレ」に繋げる話になってしまうんだけど、タイトルがわかっているだけに月がすごく印象的に使われてた感じだ!

アシエンの本当の目的だけでなく願い、生きてきた証、その風景が感じられることでの親近感。

身近に感じられたことからの意見の対立、決着。と怒涛の5.0ストーリー。

エメトセルクとわかりあえたこと、わかりあえないこと、親愛。があるからこそのエリディプスの拒絶に対する嫌悪感と対立があり、それでも見捨てず拾い上げ最後には救うし、第一世界もにゃんこも救った。

円満解決からのヤバイ奴の登場(ファダニエル)ヤバイ奴の復活(ゼノス)を知るが第一世界からテンパードの治療法のヒントも持ち帰り成功させてエオルゼアはひとつになった。(グランドカンパニー・エオルゼア)

共通の敵が帝国からテロフォロイになる。(帝国はテロフォロイにより壊滅だろう)

が、人類はひとつになれない。(シャーレアンの協力拒否)

6.0はどうなっちゃうのか?

ハイデリン・ゾディアーク編が完結するっていうし、期待が高まる!

 

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