第26話 蒼天編・2

争いの火種は消えない

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第25話 蒼天編・1
蒼天の物語はオルシュファンの友愛から始まった。 蒼天のイシュガルド突入 クロです。 今回は蒼天編について語ろうと思う。 イシュガルドという国 クルザスのドラゴンヘッドの近くにある大きな門橋がイシュガルドへの入り口だ。 ここは長らく他国とのつ...

クロです。

ニーズヘッグを屠ったことでドラゴン族との千年戦争にも終わりが見えてきた気がするね!

今度は人同士の争い

邪竜ニーズヘッグを討ち聖竜フレースヴェルグに眼について問いただしたエスティニアンに急な知らせが入りイシュガルドに戻ることになった。

どうやら下層民が邪教徒を聖都に呼び込んで騒ぎになっているらしい。

落ち込んでたイゼルも「そんな指示は出してないし私が邪教徒を止める!」と言うので一緒に行くことになった。

着くと神殿騎士と邪教徒が一触即発な場面だ。

同じく駆けつけたオルシュファンはクロたちを見つけると、同行している「氷の巫女」に眉をしかめたけど色々察してくれたようだ。

まずは暴動を止めなければ。

真実をめぐって

邪教徒は不意に現れた自分たちの頭目(氷の巫女)に説得され去っていった。

追撃しようとする神殿騎士もオルシュファンに「それより先にやることがあるのでは?」と諭され街の騒乱を鎮めに向かいその場は収まった。

やっと一息ついてフォルタン家で、邪竜を討ったことと、捻じ曲げられた本当の歴史を報告した。

人がドラゴン族との盟約を破ったことが発端で千年戦争に突入したこともあるが、当時12貴族から貴族を降りて平民になったメンバーがいて、今の平民はその末裔でありもともとは皆貴族の血筋なのだという真実。階級社会の崩壊を招くその真実をどうするのか。

神殿騎士団長アイメリクは、その事実を歴代の教皇は知っていたのか、知っていてなお階級社会を敷いていたのかを現教皇トールダン7世に問いただすという。

そんなことをすればアイメリクが反逆罪として問われかねないと心配するフォルタン伯爵。

アイメリクを主として忠誠を誓うルキアはバックアップ体制を取ることを決意、オルシュファンも今ここでイシュガルドの未来を担う盟友を助けなくては騎士の名折れだとフォルタン伯爵を説得する。

下町での協力者も得た。

ヒルダ可愛いよヒルダ。

アイメリクは教皇の隠し子だし、オルシュファンはフォルタン伯爵の庶子だし、ヒルダはイシュガルドの貴族が平民に産ませたエレゼンとヒューランのハーフだ。

なかなか似たり寄ったりの貴族の闇を感じる設定だね。

盟友

イシュガルド編ではよく「盟友」という言葉が出てくる。

これは主にオルシュファンやアイメリクが口にする。

イシュガルドの男たちにとって盟友とはとても強い繋がりを感じさせる者らしい。

エスティニアンにとっては「相棒」がそれにあたるかな?

そんな盟友を、失ってしまった。

案の定アイメリクは教皇庁に乗り込んだ後監禁されてしまった。

アイメリクを救出しつつ教皇直属の蒼天騎士たちを退けながらも教皇を追い詰めたが逃げられてしまう。

その際、追いかけようとする冒険者を狙った蒼天騎士の尋常ではない攻撃をオルシュファンは身を挺して受け止めてくれたんだ。

飛空艇で飛び去る教皇と蒼天騎士たち。

悲しみに暮れるクロたち。

ぽっかり心に穴があいたようだ。

正直クルザスで会ったときは、ただの筋肉フェチだと思っていたオルシュファン。

ちょこちょこと一緒に行動する度に「イイ」やつなんだということがわかり、浸透してきて当たり前になっていた。

オルシュファンは「イイ」やつだ。間違いない。

なんだろうなぁ、この喪失感。

ウルっときちゃうよ。ゲームなのに。

 

続きます。

 

 

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