今楽しんでいるオンラインゲーム
わたしが現在進行形で遊んでいるのは、言わずと知れたFinal Fantasyシリーズの14作目。FFシリーズとしてはFinal Fantasy XIに次ぐオンラインゲームです。(2019年6月現在)
ただこちら、スタートから絶好調!ということはなく、一度大コケをして生まれ変わりました。
今このゲームが世界中で愛され楽しめているのは、リセット後の指揮を取ったプロデューサー兼ディレクターの吉田直樹氏のおかげと言っても過言はないと思います。ありがとう吉田さん!!
βテスト
当時FF11オンラインをしながらβテストに参加しましたが、サラっと遊んでまずフィールドがコピーマップなことにガッカリしました。この時点でかなりヤル気ダウンです。
UIもいまひとつ使いにくいし序盤でやらされる事が面白くない。唯一良かったのがグラフィックがきれい。そんな印象で数回遊んで「まだFF11で遊べるな」と思った次第です。
FF11を約10年遊びましたが、その間に2年ほどリネージュ2オンラインも遊びました。最終的にPKありきや城取り合戦など興味もない。何よりはびこる”業者”(ゲーム内通貨をリアルマネーで売る人達。規約違反)と言われる輩がうざかったのと、取り締まりも雑な運営に嫌気がさしてやめたのです。が、当時から韓国ゲームのグラフィックはきれいでしたし序盤の導入も楽しんで進められました。
FF11はグラフィックはさすがに古い感じですがシナリオやシステムがわかりやすくとっつきやすいので好きでした。運営するSQUARE ENIXが業者の取り締まりも徹底しているのはクリーンなイメージの国産企業として好印象です。
そんな中、FF14がスタートしてコケたと聞いたとき、「そりゃそうだろうな」としか思わなかったのは確かです。
新生
わたしが本格的にFF14をやり始めたのは新生してからです。夫が「どうやら面白くなってきたみたいだから遊んでみたい」と言ったのがきっかけです。久しぶりに遊んだFF14はコピーマップではなくなっていました。(←まずそこ)
キャラクターがレベルアップするための経験値も、装備を整えるために必要なお金(ゲーム内通貨)も稼ぎやすくなっています。
相変わらずおつかいクエストが多いのはRPGだからね(特に序盤)!それがないとRPGじゃないしね!クエストをこなしつつ世界観を感じられる作りになっているし、戦闘だけじゃない”やれること”がいいバランスで入っている感じがしてすぐに夢中になりました。
遊び続けているうちに拡張パックが次々追加されました。行ける場所が増え、世界が広がり、物語が進み、関わったNPCとの出会いと別れがあり、自分のキャラクターはいつの間にか世界にとってちょっと重要な人物になっていく。
この世界に「住む」ことが当たり前になり、実際ゲームの中で家を建て(ハウジングというシステムがあり、個人や仲間とプライベートハウスが建てられます)、毎日少しずつ成長していく。それが楽しい。
わたしはいわゆるエンドコンテンツと言われるものには手を出していません。そこまで時間の制約と技術水準を求められるものは正直きついので、今は夫とゆるく遊べるコンテンツで満足しています。
楽しんでいいじゃない
わたしは大人ですが、ゲームは子供だけのものではなく、いくつになっても楽しんでいいものだと思ってます。実際楽しいし。
わが家は基本的に夫と一緒にゲームします。もちろんFF14も一緒に遊びます。
お互いのキャラクターをそれぞれキャラメイクして好きな外見をつくり、好きなジョブを育てて一緒に冒険に出て、一緒にお金を貯めて家を買って、時にお互いをフォローしつつ楽しんでいます。
オンラインゲームはそれこそ多様な人が遊んでいるので、国も違えば年齢層もバラバラです。一期一会な関わりが多いので名前(ともすればジョブのみ)を認識するだけで別れます。お互いの年齢も性別も気にしません。
それでいいんです。深く付き合いたい人は固有のつながりを持って遊べるようにも出来ています。遊び方にも多様性があり、個性がある。そこを否定しないで受け入れる。
初めてチャレンジすること、そこにたまたま同席すること、クリアしたら一緒に喜べること。そんな薄いけど時に濃くなるつながりが、オンラインゲームの魅力だと思います。
まだまだ続く
大型アップデートによる新しい追加シナリオ、新しいクエスト。時に種族の追加。新しい情報の発信。不具合が出たら即座に対応、小型アップデートによる調整、修正。
FF14の開発チームは他のゲームに比べてユーザーとの距離感が近いです。情報発信のひとつとして「プロデューサーレターライブ(PLL)」という動画ライブを細かくやってくれていて、放送は50回を超えています。各国をまわるゲームショウや、イベントツアー、ファンフェスティバルの間にも時間を取って積極的にユーザーに情報をくれます。
YouTubeやTwitchなどで配信してくれるのでユーザーも放送中にコメントできるし、たまにコメントから質問を拾って吉田さんが答えてくれます。開発陣からゲストを招いて裏話をしてくれたり、ドラクエやモンハンとのコラボイベントの後はお互いの開発チームの話など聞けて面白かったです。
吉田さんはユーザーからのフィードバックを大切にする姿勢なので、そこがさらにユーザーとの繋がりを深めているのだと思います。
新生したFF14も、「蒼天のイシュガルド編」「紅蓮のリベレーター編」に続き、2019年7月2日から「漆黒のヴィランズ編」が始まります。ユーザーが飽きないペースで新しいものを提供し続けてくれるのでまだまだ遊べそうです。
実際遊ばないと楽しさは伝わらないと思うのでざっとしたことしか書きませんでしたが、フリートライアルがあって30日無料で遊べます。興味のある方はぜひ!PC版は無料のベンチマークも提供していてキャラクターメイクも出来ますよ!
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