第93話 アーモロート

明かりの灯りし地

 

クロです。

まさか海底であの男と会うとは・・・。

 

第92話 海の底
海の底 クロです。 ちょっと間が空きましたが新年イベントで餅つきなどしていました。 今年は丑年! 前回テンペストに到着したのでその続きになります。 オンド族 海の底に着いたものの当ての...

遺構に明かりを捧げる

 

こっちでもかなり濃いぃ感じのあの男に付き合い(スランプ中の男のケツを叩き)なんとかオンド族の依頼していた遺構に捧げるための明かりを受け取ってきたクロ。

 

大事な明かりを持ってきたことで「然るべくして導かれたヒト」と認めてくれた族長は主なき遺構に明かりを捧げた後に「明かりの灯りし地」について教えてくれることになった。やった!

 

主なき遺構というのはヤ・シュトラと見つけた例の壁画の中心に描かれた建物みたいだ。

 

そこで祈祷が終わるのをオンド族の邪魔をしない場所で見守っているとアルバートが現れた。

 

ゲ・・・変な職人とのくだりの中でアルバートの仲間のクリスタルが出てきたのでそれを聞きたかったようだ。

 

※この辺の絡みがあるので漆黒のメインクエストはいずれかのロールクエストを終わらせていないと進めなくなっている。

 

 

本当に、初対面で襲い掛かってきたり、最終的には殺す気満々で戦いに挑んできた奴とこんな付き合いをするとは思ってもいなかったよ。

 

感謝までされるとはなぁ。

 

明かりの灯りし地を目指す

 

後から来たアルフィノ君たちと合流して遺構を眺めながら少し会話した。

 

アシエンたちの、古代人たちの住んでいた建物。

原初世界にはすでになく、たとえ世界統合が行われても住んでいた人たちまでは戻ってくるわけではない。

それでも取り戻したいと言っていたエメトセルクはどんな思いでこれまで生きてきたのか。

 

それに答えが出るわけもなく祈祷を終えたオンド族の族長に声をかけられた。

族長は彼らの見た「明かりの灯りし地」について話してくれた。

 

テンペストの西に広がる大海溝、いつもは深く暗いその地に先日明かりが灯ったのを見たと言う。

様子を見に行ったオンド族はそこに街を見たのだと。

水のない今ならヒレなしのクロたちでも辿りつけるだろうというので行き方をおそわった。

 

オンド族の集落から言われたとおりに下へ下へと降り、細い洞窟や珊瑚の上を歩いて進むとそこには結界があった。

手をかざしてその奥にある洞窟を抜けると急に視界が開けた。

 

 

あまりの光景に言葉を失う。

 

巨大なビル群がそこにはあった。

これはもう、都市と言っていいだろう。

 

巨大幻影都市

 

目の前の光景に言葉を失ったが、ヤ・シュトラの言葉にさらに絶句せざるを得なかった。

 

この、目の前に広がる都市はすべて魔法による幻影だと言うのだ。

 

オンドの集落にあった建物や主なき遺構は確かに実在の建物だった。

でもあれとははるかに規模の違うこの光景が、幻影?

 

おそらく古代人の生きた街を再現したのだろうが、どんだけ魔力あるんだよエメトセルクは。

 

街の入り口の大きな扉(実はエレベーター)になぜか認識されていたクロ。

まぁ確かにここに来いって言ってたし門前払いはしないということか。

 

しかも街を歩いてわかったけどこの街は人(古代人)も再現されている。

動く、話せる、会話が成り立つ。

 

わかったことは、ここはアーモロートという都市だということ。

その中でも星の運営に関わる大事な機能の集まった官庁街と言われる地区であること。

 

そして、この街はもうすぐ「終末」と呼ばれる災厄ににみまわれること。

エメトセルクはその「終末」の対策を進める「十四人委員会」のひとりだということ。

 

「終末」というのはおそらく、エメトセルクがキタンナ神影洞の壁画の前で語った「星を襲った未曽有の危機」というやつだろう。

 

この幻影都市は災厄が来る前の、古代人が生きていた時間を再現している。

こと詳細に再現していることでエメトセルクの想いの強さがうかがえる。

 

ここの住人に敵意はないのでエメトセルクの居場所を見つけるために手分けして情報収集することになった。

 

結果、エメトセルクの居場所はわからなかったが古代人や十四人委員会については掘り下げることが出来た。

 

十四人委員会

 

ここ官庁街では星の運営に関わる大事な機構が集まると言っていたが、十四人委員会はその最たるものでいわば人類のまとめ役であるらしい。

 

星の運営を行う際の必要な決定を行う組織で、知力と力を持ち合わせた賢人が議長ラハブレアをはじめ調停者エリディプスなど14の座に選ばれて就任する。

 

※ラハブレアとかエメトセルクとか、座の名前だったのか!と初めて知る。

 

その十四人委員会は未曽有の災厄に対抗するべく「星の意思」を創る計画のを立てている。

 

※これはゾディアークのことか。

 

「創る」というのは、そもそも古代人は創造魔法を得意とするからだが、それでも規模の大きさに困難を極めるだろうという話だ。

 

そして災厄を巡り十四人委員会のひとりが離脱するという噂が立っていた。

 

みんなと合流してすり合わせてみたが大体こんな話だった。

 

人民管理局とか人民事務局とか古代人とか

 

本題のエメトセルクの居場所についてはサンクレッドが「十四人委員会はカピトル議事堂に詰めている」という話をききつけ向かったが、議事堂に入るには許可証が必要で入れず。

そのまま許可証を発行してくれる人民管理局に向かったが今度は住民票がないから発行できないと断られたという。

 

あきれたことにしっかり機能してるじゃないか幻影都市。

 

エレベーターで認識されたクロならなんとかなるんじゃないのかと思いサンクレッドは戻ってきたようだ。

よし、今度はクロが行ってみるよ。

 

人民管理局に行くとクロの住民登録はエメトセルクによって完了していた。

やだ、エメトセルクったらクロと一緒にここに住む気だったのかしら?(オネエ言葉)

 

でもここでは許可証は発行してくれず、許可証発行に必要な書類を受け取り今度は人民事務局で発行手続きに向かう。

どこへ行ってもお役所ではたらい回されるのかとうんざりする。

 

事務局に着き書類を提出すると「順番に手続きします」と言われたので大きな(古代人サイズの)椅子に座って待っていると、大きな人(古代人)が横に腰かけた。

 

ほんとにでかいなぁ。

話しかけてきた。

あれ?なんか反応が他の古代人と違うぞこの人。

話を聞くとこの人はヒュトロダエウスという名でエメトセルクの友人らしい。

驚いたことに自分を認識している。

ここがエメトセルクの作った幻影都市であり、自身も幻影だと認識している。

 

語るヒュトロダエウス

 

手続きを待ってる間一緒させてくれと言いヒュトロダエウスは話し出した。

 

「ここまで来ているキミなら、知っているかな。ワタシたちは、『今日』のあと、大きな災厄に見舞われるんだ」

 

ヒュトロダエウスによると、最初、局地的にはじまったその災厄はやがて星全体におよび正真正銘の終末と化した。

十四人委員会(実際には13人)は、「星の意志」を創ることで災厄を鎮めようとした。

 

それほどの創造にはとても大きな力が必要だったから、生き残った人類のうち約半数が自らの命を力として差し出したのだという。

 

そうやって生み出されたゾディアークによって災厄は退けられたが、すでに星からは多くの種が失われ、星は死にかけていた。

そこで、さらに半数が命を捧げ、星を復活させ木々や小さな命を芽吹かせた。

 

再び命が巡りだしたとき、人類はどうやってこの星を護り続けるか再考した。

 

そこで十四人委員会の出した結論は、「世界を育みそれが再び十分に満ち足りたときに、いくらかの生命をゾディアークに捧げることによって、力として取り込まれた同胞たちを地上に復活させ皆で再び世界を管理する」

 

だが、それを良しとせずゾディアークに命を捧げるのをやめ、新しい世界は生まれ来る命たちに任せるべきだと考える人々が現れた。

そして自分たちの命から、対のものであるハイデリンを創り出すことで人類ははじめて2つに分かれて戦った。

 

※その結果世界は14に分割されて今に至る。

 

「当初の計画よりもだいぶ回り道になっているけれど、きっとまだ諦めていないんだ。

あれに何かしらの命を捧げ同胞を取り戻すことを」

 

「というか、根が真面目な彼のことだ、厭だ厭だと言いながら背負ったものを誰にも託せなくなっているんだろう。残酷な役回りだよ、本当にね」

 

しみじみと友人を語るヒュトロダエウスだったが、「何かしらの命を捧げる」ってところに嫌な予感しかしない。

それにしても人の命を捧げて神を創るとは、ヤ・シュトラがチラッと言ってたけど蛮神召喚に似たところがあるな。

蛮族が捧げるクリスタルはエーテルの塊、いわば星の命だものな。

 

魂の色

 

窓口から呼ばれたので立ち上がると「最後にもうひとつだけ」とヒュトロダエウスに呼び止められた。

 

「キミの傍には多分もうひとりいるだろう?」

 

え!?彼にはアルバートが見えてるのか?とビックリして振り返るクロ。

 

「いや、姿形は見えていないんだけれどね」とヒュトロダエウス。

 

薄っすらだけどもうひとつの魂が視えると、そしてクロだけは彼に干渉できるんじゃないか?と言われた。

 

「それは偶然じゃないよ。キミとその子の魂は同じ色をしている。ワタシたちの時代においてひとつだったのさ」

 

魂の色。

何度か聞いたフレーズだ。

セトも、そうだヤ・シュトラを地脈から引き上げるときにエメトセルクも言っていた。

 

「そんな不思議な色の魂は。うん、いくつに分かたれていても間違えようがない。

まったく、実に『あの人』らしい運命だ。

エメトセルクも彼には思い入れがあるだろうから、キミがそうだと気づいているかもしれないね」

 

『あの人』とは。

生まれ変わる前にエメトセルクたちと知り合いだったってことか?古代人の頃に?

ラダー大昇降機の修理を見に来た時にエメトセルクが意味深なことを言ってた気がするけどそのことなのか?

またひとつ謎が増えてしまった。

 

「では、良い結末を。懐かしく、新しいキミ」

 

そう言ってヒュトロダエウスは消えていった。

 

 

コメント